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こんにちは。
みなさんベトナムに行ったことはありますか?
フォーや生春巻き、セクシーなドレスアオザイなどが有名ですが、バイクや車の交通状況も見ものです。信号無視は当たり前、歩行者は道路を死ぬ覚悟で渡り、バイクは歩道をのりあげ走行してもヘッチャラ。それがVietnam style
排気ガスで覆われた街、ホーチミンの街を歩くと結構な数のバイクがそこらじゅうに停車されています。
ホーチミンの日常生活に欠かせないバイク。そんなバイクに近づいてみると実に色んなものがハンドルに引っ掛けてある事実を私は発見しました。
消火器…?
弁当箱
マスク
見えますか。飲み物。
生活に欠かせないバイクだからこそ、ちょっとした物置き場としても使われるようです。そこで今回、ホーチミンの街に停車されたバイクに近づいてみてどんなものが置かれているかを調査いたしました。
調査期間は3日間でしたが、調査するとけっこうな数のバイクに私物が置かれておりましたので、調査対象をハンドルに下げられた物のみに限定いたしました。
それでは、調査報告を発表いたします。
◾️ヘルメット
ベトナムでは2007年からヘルメットの着用が義務化され、都市部での着用率は90%と言われています。バイクを停車した際は自分のバイクに置いておくことが多く、ハンドルにぶら下げて置いた状態を多く見かけました。置き方も様々です。
私はバイクに乗らないので、日本の皆さんは停車した際にヘルメットをどうしているのかYahoo!知恵袋で調べて見ると、
・ヘルメットホルダーにかけて置く。
・盗まれたら困るから持って歩く。
という人が多いようです。細かいところで文化の違いが発見できて面白いですね。
また1台のバイクに2〜4人乗っている姿もよく見かけました。その際はハンドルにぶら下がるヘルメットの数も複数になることがあります。
◾️マスク
酸素よりも排気ガスを吸って生きてるんじゃないかというくらい空気の悪いホーチミン。この街で生活する現地の人々も重々承知といった具合で半数以上の人がマスクを着用している印象でした。歩行者や店内でマスクを着用している人は少なかったので、バイクにマスクを置いて置くという人が結構いるのかもしれません。調査対象であるバイクのハンドルにも、バッチリぶら下がっていましたよ。
また日本で見ないようなデザイン性のあるマスクを着用した人も多く見かけました。
◾️衣類
衣類もよくぶら下がっていました。夜は幾分か涼しくなるので、夜バイクに乗るときに着用するのでしょうか。
お店のユニフォームをハンドルに干すステイルも目撃しました。
◾️タオル
わりと綺麗なフェイスタオルがかけられている光景もよく見かけます。
なんと、JA共済タオルも発見しました!
◾️鞄
バイクにカバンを置いていきますか?何も入っていないのでしょうか。なぜカバンを置いて立ち去ってしまうのか聞いてみたいものです。
子供用も見かけました
ベトナムでもキティーちゃんは人気なようでキティーちゃんグッズはよく見かけます。
◾️飲み物・水分
うだるような暑さのホーチミン。水分補給は大切です。
このスタイルが一般的。
コップを置くホルダーがあったら売れそうですね。
ビンもぶら下げます。
袋の中に水だけが入っているという謎の袋も見つけました。この袋の目的はなんでしょう。
◾️食べ物
調査期間中のホーチミンの天気は連日晴れで気温は32℃前後、湿度は70%程度で日本の夏日のような気候でした。
食べ物がいたむとか腐るという概念はないのでしょうか。
結構バラエティー豊かに色々なものがぶら下げられておりましたが1番多いのはパン。
ベトナムのソウルフード、バインミーもぶら下げます。
汁物も気にせずぶら下げます。袋の中がグチャついている様子が見受けられます。
卵だって気にしない。度胸があります!
食べ物をぶら下げたまま走行する現場です。しかも3人乗り。
◾️細長い物
なんだかよくわからないのですが細長い物がぶら下げられている場面に2度ほど遭遇しました。
俺のこと撮っていいぞということでおじさんも一緒に撮らせていただきました。ベトナムの人は写りたがりが多く、写真を撮っているとピースしてきたり撮ってくれと頼んでくる人が割と多いです。
しかし残念なことにこの写真、よく見ると長い袋がサイドミラーにかかっているため調査対象外でした…
しかしさらによく見ると、おじさんの持ち物であろう「BAD GIRL」の黒い鞄がハンドルにかかっていましたので、これは「鞄」に分類させていただきます。
まとめ
ホーチミンで暮らす人々は移動手段がバイクであることからか、様々なものをバイクに積み、さらにバイクのハンドル部分を収納スペースとして利用する事実を今回の調査から発見しました。
ベトナムの街はすごい勢いで発展し、特に都心部の街並みの変化は著しいようです。街並みの変化と共に人々の生活様式も変化し、それに伴いバイクのハンドルにぶら下がる物も変化していくと私は考察します。
今後も継続的にベトナムに出張し、調査をしていく必要性を感じた次第です。