皆様の「なんかいい」写真を紹介いたします

皆様の「なんかいい」写真をお送りください(期間:10/28~11/11)

「なんかいい」の気持ちで皆さんが撮った写真を紹介する企画も6回目。生活の中の違和感、偶然が生んだ珍しい風景、ありのままの自然など、人それぞれ、色んなよさが集まりましたので僭越ながらコメントをつけて紹介させていただきます。

紹介出来なかった皆様すいません。そんな皆様のお写真、私がしっかりと拝見させていただきそのよさに共感させていただきました。。。

(投稿者の皆様のお名前とリンク先、手作業で入れておりますので万が一誤りがありましたらご一報いただけますと幸いです)

では、早速見ていきましょう。

 

生活

身の回りにあるもの。

けっとるさん

「使う当人たちは左下隅の1cm角の細かい仕事に気づくことはないんだなと思うと」

見栄えを気にした作る側の拘りなのかとも思いましたが、先に舗装して後工程で四角に切断、取り外して追加工で蓋化するという工程上の理由という可能性もあるのでしょうか。専門家の意見が聞きたいところです。

 

けっとるさん

「はじめからこの目的のために設えたのかは謎ですが、『置場』です」

ものがアンオフィシャルな置き場に集まっているのを見るのは愉しいものです。これは重さ的に持ち上げるに高さの丁度よい置き場があってこうなったのかななどと想像してしまいました。その場所が「置き場」になるプロセスを置かれるモノの重さと置く場所の高さに注目していくと面白いかもしれません。空き缶は高いところに置くと落ちてうるさいから何となく低い場所に置かれるというプラス要素なども考慮する必要がありますが。

 

村中貴士さん

「ジャストな収納場所」

この風景、よく分かります。工事用の一輪車、通称「ネコ」と呼ばれるこのアイテムがこのような壁の隙間に並べられているのを私も何度か見たことがあります。たまたまなのか、最初からこの為に設計されたのか気になるところです。

 

パスカさん

「室外機の上に電子レンジが2個も乗ってました。」

パッと見違和感がないのですが、本来あってはならない場所にある面白い風景です。不用品を廃棄したのでしょうが似たような先達のある、目立たない場所に捨てるほうが人は安心してしまうのかもしれません。

 

Fundoshyさん

「なんで撮ったかわからないし今見てみると変だなあっていうぐらいですが撮った当時は大爆笑しながら撮りました なんか良い」

壁画が先に描かれて、内装の関係からここからダクトが出たんだと推測しますが、見事なデザイン。煙が出ているところをぜひ見てみたい。

 

農農さん

「『植木鉢を見るために階段を2段上がる』という行為を想像してしまい楽しくなります」

よいですね。頂いたコメントの通りこの階段がまるで植木鉢を参拝するために作られた階段のように見えます。

 

さとみこんこんさん 

「すみきり部分の日陰の三角スペースにうまい具合に収まっているところに良さを感じました」

架空の交点で形成される三角スペース、この私有地とも公共のスペースともいえない一角にモノが敷き詰められている箱庭的な空間がとてもよいです。

 

tepp8さん

「河川敷で太陽光発電を利用して生活していて、最先端だなと思いました。(先日の大雨の影響で、流されてしまったのではないか心配ではありますが…)」

生活者が単純に風雨をしのぐ板として活用しているのか、実際に太陽光発電をしているのかで見方が大きく変わる一枚です。

 

さとみこんこんさん 

「殺伐とした工事現場とは打って変わってやけに豪華な造花プランターに良さを感じました」

資材置き場にも見えます。もしそうだとしたら工事現場に持っていく造花が今は隣のパイロンと同じく「資材」として置かれている場面かもしれません。バックヤードでくつろぐダンサーを見ているようでよい風景です。

 

ムニス福浦ボーリックさん

「このガードレールの設置を計画した人がいて、実際に工事した人がいる。ドラマが見えますね。」

仰るとおりです。計画した人、設計した人、発注した人、施工した人、みんながそれぞれ手元に図面が来たときには「ちいせえな」と思ったことでしょう。何を守るのか、なぜ守るのかなどこのガードレールひとつでもたくさんのドラマがあります。

 

asukaさん

「特に障害物も無いのになんでまっすぐ階段下ろさなかったんだろう」

そういう疑問って面白いですよね。もしかしたら地下に配管か何かあったのかもしれません。或いは施工当時は岩があったのでしょうか。そして岩をどかす工数と階段を曲げる工数を計算したらどかす工数のほうが高かったとか。想像ですが、楽しめます。

 

レイさん

「日常の中のバグを見つけるのが趣味なのですが、台風前日のスーパーで見つけたバグです。」

いきなりこれが出てくると笑いますね。アメリカのスーパーは広くて、買い物中に気が変わっていらなくなったものをカゴから元の場所に戻すのが億劫な人があらゆる場所に置いている場面によく出くわします。日本は広くないし、まじめというか几帳面なのできちんと返しますよね。この方がイモ購入をここで断念したのであったらば、一体何があったのでしょうか。

 

建物

 

でっかい木さん

「改修の養生により解像度が落ちてドット絵になった代々木体育館がなんだかかわいくて撮った写真です」

日の当たり方なんでしょうが、なんか富士山っぽい色合いがとてもよいですね。1枚目の右手前にあるのが桜かと思いましたが廃棄物か何かでしょうか。これがピンク色の桜に見えてカラリーングがすばらしく見えます。

 

くしださん

「土台部分に雑なラーメン屋のある漠然とした弁護士ビルです」

別にいいじゃないかと思いつつも、頂いたコメントに同意してしまいました。きっと弁護士たちが弁護の合間に食事をするのでしょう!

 

のんちさん

「央の空間はどうしてできたのかすごく不思議です。ゲームだと絶対レアなアイテムがある場所です。」

ここだけ妙に生活観があってよいです。巨大戦艦の中にある小さな生活空間のようなよさ。

 

自然

マイペースな自然の営みを楽しみましょう。

宮川たねさん

コメントなし

隠されているように見えますが、コレはアレできっとココはアレなんだろうなと想像できてしまうのがよいですね。

 

ブラベジさん

「砂丘に溜まった雨水でしょうか 誘い込まれるような雰囲気があります」

荒野の中にある水溜りに妙なロマンを感じてしまいます。魚がいるとか聞いたら興奮してしまうのは子供のころに見聞きした砂漠のオアシスの話が頭に残っているからかもしれません。

 

さぐっちゃんさん

「すごく平らでした」

ゴチャゴチャしている地側に対して空側が一枚の雲だけが張り出していてとてもよいですね。クレーンがタッチしようと手を伸ばそうとしているように見えるところも好きです。

 

カツラコさん

「電柱の支線に繋がれたシュロです。駐車場に繋がれたその姿はさながらペットのようでした。シュロ愛好家としてもアツい一枚です。」

日本の街中にあるシュロの良さは一体何なんでしょう。日本にはアンマッチな妙な南国ルックスの割りに、結構人の生活圏に存在するところがたまらないのでしょうか。このシュロは支線とチェーンで繋がれより日本の日常に溶け込んでおります。

 

サイン

人間が人間に対して行うお知らせ、意見表明の類です。

とり西さん

コメントなし

自分は埋まっといてピンチな感じがするのに随分偉そうなものいいだなと思いました。

 

宮本康さん

「性別不明、トイレのピクトグラムです。」

確かに、この消えてしまった部分のデザインが性別を決めているんですね。青は男という謎ルールからすると男子便所なんでしょうけど。

 

5-2 LaVaさん

「エサという概念を与える手」

実際、ハトって何を投げても寄ってくるし時々投げる振りしても近づいて来るところをみると彼らがエサという概念を食べているという意見は間違っていないかもしれません。

 

いるかさん

「文字がだんだん下がっていくところに味わいを感じました」

一応型を作ってスプレーしてあるようですね。デザイン性も考えたのか位置もズラしてある。そういう工作の形跡を感じられるのが非常によいです。

 

ヤスダさん

コメントなし

フォーマットを無視したことにより可視化された「様様様様様」。

 

経年変化

時がたつと生まれる味わい。

村中貴士さん

「奥に何かあるが爆破しないと進めない壁」

こういうのの奥を実際に見せてくれる番組があったら観てみたいと強く思います。

 

tenngumanさん

「意味を失った階段です。枯葉も溜まります。」

いわゆるトマソン、と慣れてしまってカテゴリで一括りにしがちですが、やっぱり一つ一つの存在感というかこうなってしまうに至る背後のストーリーを考える楽しさがあります。

 

さん

「水溜りでぬかるんだ細い私道の終わりに、左右に弧を描く泥の筋が伸びていた。
きっと私道沿いの住民がぬかるんだ道を自転車で出かけたのだろうと思い、生活が感じられて良かった。」

私道を抜けた自転車のタイヤ跡、右に向かったものと左に向かったものを示していてこの道を使っている人たちの生活を強く感じさせます。

 

名前なしさん

「アパートの壁面なんですが、もともと白かったはずのところが汚れて顔みたいに見えました。左下の看板も地味にいい味出してます」

月日がたつと壁にも表情が生まれますね。左下の看板がこの壁の放つセリフのようにも見えてきます。町のことを想い、丁寧語で注意をする正義感の強い方のようです。

 

さとみこんこんさん 

「パッチワークみたいで良い」

色合いの妙で、コメントどおりセンスのよいパッチワークのようです。

 

zenzai53さん

「門柱に誇りの様なものを感じます。」

壁もないのに立っている門だけで個人宅の敷地を示している意味上の門、時々街中で見かけることがありますが、門から入らなければならない強いメッセージを感じます。

 

擬人化

モノが人に見える。

あろ江さん

「『なんかいい』写真です」

奥を歩く後姿の女性をコッソリのぞいているように見えます。お顔にも愛嬌があります。

 

脳吸いむしさん

「歩いてたらかわいいこと出会いました」

あなたの近所のパイロンも実は足が生えていて夜な夜な動き回っているのかもしれません。夢があります。

 

名前なしさん

「まるで雨宿りしているような佇まいの消火器なのですが、ミカンの花が落ちたのが全身にかかってしまっていて、なんかいいなと思いました」

たたずまいが演歌歌手。渋いですね。ミカンの花の演出も効いています。

 

やべさん

「間隔が近すぎる自動販売機です。カラーリングも相まって、仲良さげにも見えるしライバル関係にも見えます。」

奥に門があるようなので住民の方はここを通って家に入るのだと推測しますが、毎朝門番のように立つ自販機に見送られながら生活するのはどういう気持ちでなのでしょうか。

 

さとみこんこんさん 

「なかよし親子みたい」

左から子、母、父。わが国も栄養状況が大きく改善し親より子の方が背が高くなるご家庭が殆どでしょう。

 

淡々さん

「3つ並んだ室外機の立ち姿がどことなくスタイリッシュに見えました。」

色といい、形といい、私には家に忍び込もうとするネズミの親子にみえました!

 

脳吸いむしさん

「一斉にこっちを向いてほしい」

今は寝ているようですが、夜になると目が開いてこちらを向いてくれるのではと思います。色、フォルム共に生き物のような質感をしております。

 

トミタさん

「洗面台の並びが嘘の世界みたいだったので写真におさめました」

人数は違いますが、クラフト・ワークを思わせるたたずまいです。非常によい。

 

匿名希望

「体を張って市民の安全を守るタバコの兄弟達に見えました。」

よいですね。数、年季、なぜここなのかといった、街中に突然現れる人工物の良さを詰め合わせたような外観です。

 

風景

日常を切り取ってみてみましょう。

でっかい木さん

「謎の機械が落ちてる街」

よく分かります。日本の街ってこういう謎の機械、部品が脈略もなくいきなり放置されていて、それがその場所にしばらく定着していることが時々あります。あまり分かってもらえない街中あるある。

 

acotoさん

「白線と標識の白、並ぶ植物がイイなと思いました。」

先にも書きましたが、街で公と私が曖昧な場面を見るのが好きなのですが、昔実家の私道と公道の境目を厳密に調査したら今まで公道だと思っていた場所も私道だったと分かったことがあり、この写真では一見公道ではないかと思った植木のせり出している場所もこの方の敷地内なのかもしれません。

 

名前なしさん

「サインペンの太いで書き始めたが、書きにくさに気付き、そのジレンマから脱却して最後は使いこなしていること。またそれを隠さずそのまま貼ったこと。延長線上で栄養ドリンクを選ぶおじさんの姿勢。」


ご説明していただいている通りの内容で、私もその内容には強く共感しておりますが、なんと言うかこういう奥行きがあってストーリー性のある写真はとても好きです。

 

acotoさん

「Eや謎の黄色い端材などがイイなと思いました。」

子供のころからこういう資材置き場とか、造園業者の植木置き場のような色んなものが沢山おいてある場所を見るのが好きだったんでこの写真に良さを感じる気持ちには強く共感できます。

 

だいごろうさん

「柱とうっすら描かれた同心円状が「なんかいい」ので撮ったんだと思います。」

柱の古い感じと線と影、とてもよいです。

 

zenzai53さん

「タイミングが偶然合ったようです。」

読めそうで読めない文字。写真に撮られたお気持ちわかります。

 

バーチャル炊飯器さん

「住宅街を歩いていたら急に大きい石が一つだけ現れたので思わず撮りました。ただの石ではない『何か』だと思ってます。」

私も住宅地に突然現れる普通だと住宅地にはあってはならないサイズの石を見ると嬉しくタイプなのでよく分かります。普通なようでよく考えたら何か背景がありそうなサイズ、外観の石、注意してみると結構あります。

 

街中の動物

主に公園遊具です。

acotoさん

「乱雑に巻かれたカニと脚の取れた人形がポツンと居たのが、なんだかかわいそうでイイなと思いました。」

ストーリー性があります。戦いの跡でしょうか。戦士のなきがらと立ち入り禁止処置がカニの獰猛さを物語ります。実際の話、このカニの遊具の何が危険なのかは興味があります。見たところ故障しているようには見えず。

 

はなぐもさん

「よくわからなかったので撮りました」

資材置き場とか使途不明の空き地にこの手の謎の巨大創作物が放置されているのを見ますが、大抵はそのままそこから動くことなく街の一部になっていきます。本当にこういうものがどういう経緯でここにやってくるかは「よくわからない」としか言うほかないのですが、田舎のほうだと結構ありますよね。

 

Nord Ostさん

「なんかいい遊具の写真です。」

工事中なので立ち入り禁止かもしれませんが、そんなことはつゆ知らず骨組みの中で子供を待つライオンとパンダです。なんかよいですね。

 

いるかさん

「抽象的な象だ…と思ってしばらく立ち尽くしました」

抽象的な像、本当にその通りだと思います。ちなみに像の顔の骨は顔の中央部に一つ目のような穴があり、ちょうどこの遊具のデザインに似ております。

 

今回もありがとうございました

以上が今回のなんかいい写真のご紹介となります。今回もお忙しい中、素人の研究社にお写真を送っていただきありがとうございました。特に景品もない小サイトの企画ですが毎回沢山のお写真を頂き嬉しく思います。次回もまた半年後に企画したいと思いますので、皆様のなんかいい写真がそれまでに集まりますことを期待してお別れしたいともいます。今後とも、素人の研究社をどうぞ宜しくお願いいたします。