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晩夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。私ごとで恐縮ですが、夏の休暇を利用してタイはバンコクとチェンマイに行ってきました。タイ、良かったですよ。
寺院めぐり、良かったです。こちらはワット・アルンで参拝者が僧侶にミサンガをつけてもらっている様子。
猫の観察も良かったですね。ここで耳寄り情報。タイの猫ちゃんはおさわりOKな子が多いです。
以前記事で書いたホーチミンと同様、チェンマイでもバイクの観察をしたのですが、ホーチミンに比べてバイクの数は少ない印象でした。止まっているバイクも所定の場所に綺麗に駐車されていることが多かったです。ちなみにこれはバイクの上で貝を干している様子。
またチェンマイの交差点では交通整備をする人を見かけたことに驚きました。以前インドネシアで勝手に交通整備をしだしてお金を要求するおじさんを見たことはあったのですが、東南アジアで交通整備をして働いている人を見るのは初めてでした。ちなみにNISSANが支援している模様。東南アジアの街は交通量が多くいつも命がけで横断することが多いので助かります。ミャンマー近くのチェンマイは田舎という印象で訪れたのですが、高級車は走っているし、道路もトイレも綺麗だし発展しているなと感じました。
なんとおしゃれなレンタルサイクルまでありました!
そして、タイの2つの街を観察をしていて最も興味深かったことは..
街でやたら見るホウキ
しかもなんか可愛い。ということで今回わたしはチェンマイとバンコクで見かけたホウキを観察することにしました。今回はその調査結果を報告したいと思います。
分類
今回チェンマイの街で見かけたホウキは26本、バンコクは33本、計59本のホウキを確認することが出来ました。それぞれの街で見かけたホウキは、大きく2つに分類できます。
①竹ぼうきのようなもの
②やたら広がったホウキ。この二種類のホウキが主力なようです。また類稀なものだと
ナイロンっぽいもの。調査期間中に発見できたナイロンホウキはチェンマイでたった2件でした。
やたら持ち手が長いもの。横のパラソルと比べても高さに引け目を感じません。
こちらのホウキも持ち手が長いですね。持ち手が長いものは調査期間の中で5件見つかりました。
ミニホウキ。ソーンテオという乗り合いタクシーの中で発見しました。ミニホウキの発見はここだけ。このように路上以外でもホウキを見かけることが多々ありました。タイ人は綺麗好きが多いのでしょうか。
購入先
繁華街を歩いていると豊富なラインナップでホウキを販売している店がポツポツありました。こちらはバンコクの中国人街のとあるお店の様子。
ホウキの移動販売もあるようです。こちらはバンコクの路上に停車していた様子を撮影いたしました。
正面からもどうぞ。選り取りみどりのホウキにワクワクしますね。運転するときはどうしているのか、店主がどこにいるのかは不明でした。
使用感
日本のホウキとは一味違うタイのホウキですが、掃き心地はどうなのでしょう。こちらの寺院では様々なホウキが収納されていましたので、ちょっと失礼してホウキの掃き心地を体感させていただきました。
①竹ぼうきのようなもの
日本のものより華奢なので軽く動かしやすい。しかし束の量が少ないので1度に掃けるゴミの量は少ないのではと感じました。落ち葉など大きいゴミを集めたりするには使いやすいのかもしれません。
②やたら広がったホウキ
柔らかい….まろやかなはき心地。地面にふわっと広がる感触。タイルの目地に溜まった砂やほこりまでしっかり掃くことができそうです。フローリングとの相性も良さそう。これはちょっと欲しいですね。見た目も良しで、持ち手のトロピカルカラーが愛らしさ倍増です。ただ、柔らかい分すぐにホウキが広がってしまいそうな気がしました。
観察
それでは街で観察した様々なホウキをダイジェストでお送りしたいと思います。
■案の定
やっぱりという感じで笑みがこぼれました。期待を裏切らないこのぱっくり具合。この形でバランスを取って立っているのが微笑ましい。ディズニーのキャラクターにいますよねこんな奴。可愛い。
■事件
眠っている隙に一撃といったところでしょうか。誰が何のために…
あぁ…これは…血しぶきを飛ばし倒れこむホウキ。可哀想に。
工事現場で挟まれるホウキ。基本丁寧に収納されていたホウキですが、辛い仕打ちを受ける者もしばし確認されました。
■仲睦まじい
壁に寄りかかって2本が連なる様子になんだか仲の良さを感じました。
僧侶の横で静かに寄り添うホウキ。
これはたぶん、求愛しているんだと思います。
やっぱりホウキといったらちりとり。このペアは安定感がありますね。少し宙に浮いた状態で収納されるホウキにも良さを感じました。
まとめ
タイはチェンマイとバンコクの街で見かけたホウキの観察、いかがでしたでしょうか。せっかくなので、今回観察してわかったことをまとめます。
まず、竹ボウキのようなものとやけに開いたホウキとではどちらの使用率が高いのか、チェンマイとバンコクそれぞれの街で調査した結果を下記にまとめました。
今回の調査の結果、チェンマイでは「やけに開いたホウキ」が、バンコクでは「竹ボウキのようなもの」が多いという結果となりました。地域によってホウキの好みが違うようです。またバンコクとチェンマイのホウキ全体の調査結果としては、竹ボウキのようなものが56%でやけに開いたホウキが44%という結果でした。
次にホウキの収納スタイルの調査結果です。
タイの2つの街でのホウキは大きく2つの収納方法を採用していました。立たせるか、寝かすかのどちらかです。集計結果はこちらです。
■ホウキの収納スタイル
どちらの街も立たせて収納することが多いことがわかりました。まぁ…そうですよね
終わりに
バンコクとチェンマイのホウキの調査、いかがだったでしょうか。もしみなさんがタイに行く機会がありましたら、是非「やけに開いたホウキ」の使用感を体験してみてください。掃き心地の良さに「おっ!」っとなること間違いなしでしょう。