「隙間のある門」に関する考察

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敷地の内と外とを区別する塀なり柵なりの境界にあって、通行するために設けられたものを一般的に「門」と呼び、門と聞けば「入り口」を連想するのではないでしょうか。

門は唯一の入り口であることも多く、それだからこそ外部からの侵入者から敷地を守るために様々な対策も立てられます。鍵、かんぬき、門番、最近ではインターホンや監視カメラ…。内と外を結ぶ門は、長い歴史上もはやただの入り口ではなく「境界を分かつ境目」として、意味の上でも重要なパーツとなってきました。

今回はそんな最も重要な箇所であるはずの門において、あろうことか堂々と隙間が空いている事例をいくつか見ていくことで、門とは何かもう一度真剣に考えるきっかけにしたいと思います。

以下は発見した門に対して僕が勝手につけた素人の考察です。

 

ご覧のとおり、こちらの門には鍵が掛かっているにもかかわらず、そのすぐ横では堂々と隙間が空いております。

マヌケだなあと思うのは簡単ですが、長い門の歴史から門と鍵の組み合わせだけで「入ったら多分怒られる」というメッセージを伝えてくるのです。

隙間はあるし、もっと言えば柵が植え込みなので余裕で侵入できるのですが、結局この門が示すのはここから先は「普通の人が自由に出入りしなければいい」程度の考えということではないでしょうか。

 

続いても同じようなケース。ちょっとわかり辛いですがこの門付の柵、横から簡単に入ることが出来ます。一応鍵が掛かっておりましたが気休め程度です。

この門についても考えてみましょう。この勾配のきつい階段、そしてこの高さからみて、勝手に立ち入った人が怪我などをしたときの為に「我々は入るなと警告しましたからね!」みたいな意味が強いのではないでしょうか。これがあると、勝手に入って怪我したしたほうが悪くなりますよね多分。

 

最後は他所のご自宅なので敷地の一部分のみ控えめに撮影。

最後のこの門ときたら隙間どころの騒ぎではありません。門の位置が敷地の端っこで、あとは殆ど空いております。わざわざ門から入ることがあるのでしょうか。

 

正面から見るとこのような感じ。門の奥には正直何もなく、事実上そのすぐ横を車が自由に出入りしている状態です。

ただこの場合、この門がここに立つことによって、見えないレーザー光線が走るように一気に境界が鮮明になるような気がします。広い敷地の奥に住居があるからわかり辛いけど、土地のここから既にうちの家だよと言う宣言のような役割を果たしているのではないでしょうか。(郵便受けもあったのでその役割もかなり重要かと思いますが)

 

以上、3つの門を見ながら素人の目線で勝手に考えてみました。