フィリピン・マニラ市における珍名日本食レストランの実態調査

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teppeight

素人の研究社 フィリピン支局特派員です。フィリピン情報を撃たれない程度に配信いたします!!

フィリピンに住み始めて1年半、なんとか生活にも慣れてきました。
最近ではよくフィリピン人に間違えられて「日本語上手ですね~」と褒められる様にもなりました。そんなフィリピン人の私でも、どうしても慣れないものがあります。それは、食事。

フィリピンのローカルフードは甘い、もしくは酸っぱい食べ物が多くいまいち口に合わない事もあり、どうしても日本食やそれに近い日本で食べ慣れたものを日常的に取るようになってしまいました。

現在住んでいる首都マニラ周辺には、様々な日本食レストランが軒を連ねており居酒屋からお寿司・とんかつ・カレー、そして大人気のラーメンまで幅広いジャンルを網羅しています。
特に最近は日本で話題になったミシュラン獲得のラーメン店が進出したりと、大手チェーン店以外の進出も目立ってきており、日本人はもちろんのこと流行に敏感なグルメなフィリピン人富裕層からも大人気の日本食レストラン。しかし、これだけ多くの選択肢があるにも関わらず、“フィリピン人がイメージしたなんちゃって日本食レストラン”も少数ではありますが、いまだ元気いっぱいに営業しており、チェーン店に慣れ親しんでいる日本人からすると逆に珍しく興味がそそられます。今回はそんなフィリピンでの日本食レストランの独特な店名ついて調査しました。

こちら、ちょっと見づらいかもしれませんが、その名も「樹海」です。

どういった経緯でその店名にしたのか、是非ともオーナーに詳しく話しを聞いてみたいですが一度入ったら出てくる事ができないかもしれないので、なかなかチャレンジできません。

今回はこのような日本人なら誰もが一瞬「えっ!?」となるような店名を調査していきます。

 

■勝つ AKIRA

いかにも大人気アニメの題名をインスパイアした店名ですが、もっと気になるのが「勝つ」です。最初は「勝つ」と揚げる「カツ」をかけているのかと思いましたが、メイン料理はお寿司と鉄板焼きのお店で「カツ」は全然関係ありませんでした。では、「勝つ」とは何なのか。恐らく、ここで食事をすればお客様もお店もウィン・ウィンの関係になるという意味だと思うので、一度挑戦してみようと思います。

 

■Oki Oki大きい

なにが大きいのか気になるお店でしたが、天ぷらや串焼きなどいわゆる居酒屋的なレストランで大盛り料理のお店ではなさそうでしたので、なぜこの店名にしたのか謎は深まるばかりです。とにかく日本人には「大きい~」と言っておけば喜ぶと思っているのでしょうか?確かに「大きい~」と言われれば嬉しいですが…

 

■元祖シャブウェイ

初めて見たときシャブの販売ルートの事かと思わず感心してしまった、しゃぶしゃぶ屋さんの店名ですが、本当の意味での“元祖”もちゃんとフィリピンにもありますので安心してください。

 

こちらが元祖「SUBWAY」
■相撲サム

フィリピンにも外国人力士の波が押し寄せている様です。

 

そして最後になりますが、なかなか訪問できずにいるのですが・・・
■おやすみラーメン

営業日が月曜日と火曜日の週2日とお休みし過ぎですが、本当にやっていけるのか心配です。

 

今回の調査、探せばいくらでもあるだろうと気軽に始めてみましたが、当たり前ですがほとんどの日本食レストランはまともな店名で営業しており、調査するのにとても苦労しました。

冒頭でも述べたとおり、最近では日本で成功しているレストランチェーン店が続々と進出してきており、日本人としてはありがたいのですが海外で生活している実感は減っていくのかなと感じています。そんな成長著しいフィリピン経済の中でも生き残っていく“なんちゃって日本食レストラン”の実態調査を今後も続けていきます。