プラス100円で得られるものの記録ー「かつさと」のカレートッピング

世の中にはプラス100円で得られる色んなサービス、オプションが存在しますが、そういうプラス100円のサービス、オプションを見かけたら今後できる限り記録していこうと思っております。

「プラス100円」というのがミソで、今の世の中の「100円で買えるもの」を尺度として100円の価値を考えようとするともはやそこには混沌しかなく頭がおかしくなってしまいそうです。

一昔、テレビ番組の賞金は100万円だったが今は1000万円。それぞれの時代の「大金」の記号であり、それが盛り上がるからではないでしょうか。

モノの値段における100円はもはや記号化しつつあり、100円というジャンルでもあります。100円ありきで原価や工数を合わせに行く。つまり100円は手軽さの象徴であり、100円にすることに意味があるのです。

 

今日紹介する「かつさと」は愛知県田原市で生まれた全国チェーンのとんかつ屋ですが、僕は愛知県に引っ越してくるまでその存在をまったく知らなかった。そんなかつさとで発見したのが今回の100円は「カツ丼へのカレートッピング」。

 

富士そばがカレーカツ丼を提供しているのは知っていたけど、わざわざカツ丼目掛けてカレーをかけさそうと教唆してくるのはかつさとぐらいでは…!

その値段、プラス100円。

 

テーブルに届けられたとき思わず笑ってしまい手ブレしてしまったが、最初からかけてくれているのかと思ったカレーは「お前が手を下せ」とばかりにカレー用の例の器に入って登場。

やるかやらないか、お前が決めろ。カレーが拳銃に見えてきます。

まあ普通にぶっ掛けましたが、カレールーは100円払った割にちょっと少ない気がしました。

いざ実食とシケ込んだものの、ありきたりな感想として「カツ丼の上にカレーが掛かっている」としか言えず何かもっと新しい世界、意外性を期待していただけに少々残念だったものの!カツ丼にカレーをかける、学校の窓ガラスを割るようなこのライオットな行為自体に大きな意味があるのかもしれない!

キャバクラなどにいって酔っ払って気が大きくなったら言っちゃうかもしれません。

「おじちゃんはねえ、カツ丼にカレーぶっ掛けたことあんだぜェ」

 

「かつさとのカレーはかつ丼との相性バツグン!」

かつ丼に合うカレー。そんなに汎用性の無いカレーがあっていいのでしょうか!しかも言うほどそんなに合ってないぞ、かつさと!

かつて母親が余ったカレーを使って翌日カレーうどんとして食べていたところ、カレーうどんの存在を知らなかった田舎生まれの父親が「食べ物で遊ぶなァ!!」と大声で叫んだ事があったのですが、父親はかつさとのこの様な手口を見たら再び叫ぶのでしょうか。恥ずかしいから連れて行かないようにしよう。

そんなわけで、最後に一言だけ言いたいことがあります。

 

自分らがすすめといてこのコメントはどうなんだよ、かつさとさんよォ!?